台湾科技部が最もCOOLなベンチャー企業10社を選出、ViscoveryとGogoroも入選
2018 年 3 月 31 日
TechOrange科技報橘 (全文を読む)
台湾のCOOLなベンチャー企業10社 資金調達額は総額USD6.08億
科技部は今日、「2017年最もCOOLなベンチャー企業10社」を発表、Appier、CloudMile、Gogoro、Health2Sync、iStaging、JARVISH、Maisense、MoBagel、Umbo CV、そしてViscoveryの10社が選ばれた。
科技部の政務次長許有進は、「科技部で招聘した22名の委員による3ステップの推薦制度と審査を経て、最もCOOLなテクノロジー、製品、サービス、運営方法を備えるベンチャー企業10社を選出した。そのうち、AI技術を持つ企業は5社、IoT及び先端医療テクノロジー関連がそれぞれ2社、AR/VR関連が1社。その資金調達額は、iStagingが非公開としたため未計上だが、総額USD6.08億(日本円約641.2億円)となった」と発表した。
ベンチャー企業10社のここがCOOL
10社中、AI関連企業が5割を占めており、Appierは専門技術による各種人工知能を応用したプラットフォームを企業に提供し問題解決をサポートする。CloudMileは企業向けにAI、ディープラーニング、ビッグデータシステムによる分析、MoBageは企業のビッグデータの分析予想、Umbo CVは画像認識技術を運用した安全管理ソリューションを提供している。Viscoveryはディープラーニングとコンピュータビジョン技術を融合させた、リテール/ECコマースに特化した画像認識ソリューションを提供している。
IoT分野では、GogoroとJARVISHが入賞。Gogoroは、スマート電動スクーターで大型都市をスマートシティへと転換させる。JARVISHは世界初のスマートヘルメットを開発、ライダーにさらに楽しいドライビング体験を提供している。