AIが韓国のベーカリーのリピート率向上と売上成長をサポート

2024 年 12 月 30 日

韓国の SO ALL TOO BAKERY (소올투베이커리) は、2024年6月にViscoveryのAI画像認識システム を導入し、運営効率と売上パフォーマンスが大幅に向上しました。今回は、SO ALL TOO BAKERYの代表であるチョ・ハンヨン氏に、AIシステム導入のきっかけや実際の使用体験についてを聞いてみましょう。

チョSO ALL TOO BAKERY は独立した建物にある大型ベーカリーカフェです。快適な座席を備え、家族連れのお客様にも多くご利用いただいています。特に「塩パン」の専門店として知られ、毎朝丁寧に焼き上げたパンの香ばしい香りが店内に広がります。

チョ週末にはお客様がたくさん押し寄せ、パンを会計する際に時間がかかるため、列が長くなることが多いです。そこでAIスキャナーが紹介され、導入したところ、会計時間が大幅に短縮されました。さらに、新人スタッフでも簡単に使いこなせるため、すぐに導入を決めました。

チョ:最初にあった反応はPOS画面にパンの画像が表示され、名前が自動的に表示されるところです。私が初めて使用したときは、とても感心しましたし、お客様も同様に驚いていました。特に小さな子供と一緒に来たお客様は「もう一度見せてほしい」と言われることもありました。スタッフもお客様も楽しめる、すごくいいシステムだと思います

チョ:週末にはお客様の行列が長くなり、不満の声をいただくことも多かったのですが、AIスキャナーを導入してからは、そうしたクレームが大幅に減りました。実際に運営を続ける中で感じたのは、スタッフの対応が速くなり、業務全体がスムーズになったことです。また、お客様・スタッフ・ブランドの間で自然な交流が生まれるようになり、その結果、常連のお客様が大幅に増えました。中には「もう一度スキャンの様子を見たい」と言って再び購入されることもあり、再購入率も上がりました

チョ:はい、人件費に変化がありました。これまでスタッフごとに業務の習熟度に差がありましたが、AIを導入することで業務の均一化が図れ、追加の人員を確保することなく、決済プロセスをスムーズに補完できるようになりました。

また、削減できた人件費は別の部分に活用しています。例えば、サービスの質の向上やお客様へのご案内の強化など、最終的にはSO ALL TOO BAKERYの認知度向上につながり、多くのお客様に興味を持っていただくきっかけとなっています。

チョ:最初は少し慣れない感じがしましたが、最近はメディアで「AI」という言葉がよく出るので、このシステムに触れたスタッフやお客様にはポジティブな印象を多く持つようになりました。特に当店では際立った商品があると同時に、最新のシステムを活用したいいサービスを提供していることが、お客様にも伝わり、ブランドへの認知度や評価がさらに向上したと感じています。

また、スタッフにとっても業務の負担が軽減され、1時間あたりの売上も着実に伸びています。そのため、導入を迷っている方には、ぜひ一度試していただきたいですね。お客様にもスタッフにも喜ばれる、満足度の高いシステムだと思います。